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マグロの刺身(平切り/削ぎ切り)の切り方(動画解説付き)
マグロの刺身を自宅で美しく、美味しく仕上げたいとお考えですか?刺身といえば、日本の食文化を象徴する一品であり、その切り方一つで見た目も味わいも大きく変わります。
本記事では、マグロの平切りと削ぎ切りという二つの基本的な切り方を分かりやすく解説します。これらの切り方をマスターすることで、特別な日のおもてなしや日常の食卓をさらに豊かに彩ることができます。
また、新鮮なマグロを選ぶコツや切る際の下準備、そして切り方の手順まで、具体的なポイントを写真や動画を交えてご紹介します。初心者でも簡単に始められるアドバイスを盛り込んでいますので、この記事を読み進めれば、きっと自宅でプロのような刺身が楽しめるはずです!
動画で見るマグロの刺身の切り方(平切り/削ぎ切り)
YouTubeで「マグロの刺身の切り方(平切り/削ぎ切り)」を動画で分かりやすく紹介しています。
マグロの刺身とは?
マグロの刺身とは、マグロという魚を生のままスライスして食べる日本の伝統的な料理です。
マグロは、大型の海水魚で、暖かい海から冷たい海まで世界中に生息しています。体が大きく、力強く泳ぐ魚で、日本では古くから親しまれています。
特に寿司や刺身の材料として人気が高く、その濃厚な味わいや柔らかな食感が特徴です。マグロの刺身は、新鮮な状態で食べることでその美味しさを最大限に楽しむことができます。
刺身用のマグロは、赤身とトロの部分に分かれます。赤身は脂が少なくさっぱりとした味わいで、トロは脂が多く濃厚な味が楽しめます。それぞれに特徴があり、好みによって選べます。
刺身として食べる際には、醤油やわさびをつけることが一般的で、これにより魚の旨味がさらに引き立ちます。マグロの刺身は、特別な行事や日常の食卓でも楽しめる、日本の食文化を象徴する一品です。
マグロの刺身の切り方
材料
- マグロの柵(赤身、中トロ、大トロなど好みの部位を選択)
![美味しいマグロを見分けるコツ](https://cutnote.jp/wp-content/uploads/2024/11/cut-tuna-slice16.png)
刺身用にマグロを選ぶ際は、新鮮さと質の良さが最も重要です。スーパーや市場で購入する場合、切り身の表面が艶やかで鮮やかな赤色をしているものを選ぶと良いでしょう。また、ドリップ(液体)が出ていないものや、身がふっくらと弾力のあるものを目安にすると、質の良いマグロを見分けることができます。
さらに、部位によって味わいや脂の乗り方が異なるため、用途や好みに応じて選ぶこともポイントです。赤身はさっぱりとした味わい、トロは脂がのって濃厚な味わいを楽しめます。刺身の魅力を最大限引き出すために、購入後はなるべく早く冷蔵保存し、新鮮な状態で調理しましょう。
調理用具
- 包丁(刺身用)
- まな板
- キッチンペーパー
- 大根や大葉(飾り用、なくても可)※オプション
- タオルや布巾(まな板の滑り止め用)※オプション
下準備
まな板が滑らないように、下にタオルや布巾を敷いて固定します。
冷たいままだと切る際に身が割れる可能性があるため、マグロを冷蔵庫から取り出し、10~15分程度置いて常温に戻します。
キッチンペーパーで軽く押さえて余分な水分を除去します。
切れ味の悪い包丁ではマグロが潰れてしまうため、事前に研いでおくと良いでしょう。
手順
「マグロの刺身」の切り方をステップごとに写真付きで分かりやすく紹介します。
マグロの刺身の切り方の主な種類は以下の通りです。
- 平切り:厚みや魚自身の味を楽しめる
- 削ぎ切り:見た目がきれいで味が染み込みやすい
![マグロの切り方の主な種類](https://cutnote.jp/wp-content/uploads/2024/11/cut-tuna-slice1.png)
平切り、削ぎ切りの順に手順を紹介していきます。
![厚さと本来の味わいを楽しむ 平切り(ひらぎり)](https://cutnote.jp/wp-content/uploads/2024/11/cut-tuna-slice3.png)
お刺身の切り方には大きく分けて2種類の切り方があり、まずはじめに紹介するのがスタンダードな切り方である「平切り」です。
まずお刺身を切るには筋の向きが重要です。ここを間違えてしまうと断面がガタガタになりきれいに仕上がりません。
平切りの筋の向きは右上から左下になるようにまな板に置き、また、筋が手前に傾くように置きます。
![厚さと本来の味わいを楽しむ 平切り(ひらぎり)](https://cutnote.jp/wp-content/uploads/2024/11/cut-tuna-slice4.png)
刺身を切るときは包丁全体を使って切るので、まな板の手前の方にマグロを置くと切りやすいです。
![厚さと本来の味わいを楽しむ平切り(ひらぎり)](https://cutnote.jp/wp-content/uploads/2024/11/cut-tuna-slice5.png)
包丁の根本から当てて刃先に向かって切っていきます。
![厚さと本来の味わいを楽しむ平切り(ひらぎり)](https://cutnote.jp/wp-content/uploads/2024/11/cut-tuna-slice7.png)
以上が平切りの切り方です。
![見た目が綺麗で味が染み込みやすい削ぎ切り(そぎぎり)](https://cutnote.jp/wp-content/uploads/2024/11/cut-tuna-slice8.png)
続いて紹介するのは削ぎ切りという切り方です。面が大きく味が染み込みやすいので漬けに使われたりカルパッチョなどにも使われます。
削ぎ切りの筋の向きは左上から右下になるようにまな板に置き、また、筋が手前に傾いていることが置き方のポイントです。
![見た目が綺麗で味が染み込みやすい削ぎ切り(そぎぎり)](https://cutnote.jp/wp-content/uploads/2024/11/cut-tuna-slice9.png)
また、削ぎ切りの場合は右側が斜め上になるように置くと切りやすいです。
![見た目が綺麗で味が染み込みやすい削ぎ切り(そぎぎり)](https://cutnote.jp/wp-content/uploads/2024/11/cut-tuna-slice10.png)
切る際は左側から5mmほどの厚さになるように包丁を斜めに当てて、左手を添えながら切ります。
切るときは包丁の峰に人差し指を当てて、左手と平行になるように、また、最後に包丁を立てるように切っていきます。
![見た目が綺麗で味が染み込みやすい削ぎ切り(そぎぎり)](https://cutnote.jp/wp-content/uploads/2024/11/cut-tuna-slice12.png)
以上が削ぎ切りの切り方です。
![刺身の盛り付け](https://cutnote.jp/wp-content/uploads/2024/11/cut-tuna-slice13.png)
刺身は綺麗に盛り付けると見た目にも楽しめます。大根と大葉を使うとより華やかになります。
![刺身の盛り付け](https://cutnote.jp/wp-content/uploads/2024/11/cut-tuna-slice14.png)
削ぎ切りは薄くカットしているためピンと張って盛り付けないと見た目が整いにくいです。
![マグロの刺身の切り方](https://cutnote.jp/wp-content/uploads/2024/11/cut-tuna-slice15.png)
以上がマグロの刺身の切り方です。
マグロを刺身にする際の注意点
マグロを刺身にする際は、まず鮮度に注意が必要です。新鮮なマグロを選ぶためには、身がツヤツヤしていることや、臭みがないことがポイントです。購入後はできるだけ早く冷蔵保存し、調理前には冷蔵庫から出して常温に少し戻すことで、刺身の旨味が引き立ちます。また、解凍マグロを使う場合は、冷水でゆっくり解凍し、風味を保つことが重要です。
調理の際は、包丁の使い方にも気を配りましょう。刺身用の包丁を使用し、切れ味が鈍っている場合は必ず研いでおきます。切る際は、身の繊維を断ち切るように包丁をスムーズに引いて切ると、口当たりが良くなります。また、切る厚みを均一にすることで、美味しく見た目も美しく仕上がります。清潔なまな板と包丁を使うことも、食中毒予防の観点から重要です。
最後に、切ったマグロは乾燥を防ぐため、すぐに盛り付けるかラップをかけて保存します。盛り付ける際には、わさびや生姜、大葉などの薬味を添えることで、味にアクセントを加えると良いでしょう。これらのポイントを守ることで、美味しいマグロの刺身を安全に楽しむことができます。
刺身用にさばいたマグロを使ったレシピ
刺身
刺身用にさばいたマグロを新鮮な状態でそのままいただきます。薄くスライスし、わさびと醤油でシンプルに楽しむのがおすすめです。
口の中でとろけるようなマグロの旨味を堪能できる一品です。大根のつまやしそを添えると見た目も華やかになります。
レアカツ
刺身用のマグロを厚めに切り、軽く塩コショウで下味をつけます。小麦粉、卵、パン粉の順に衣をつけ、熱した油で表面だけをサッと揚げて中はレアの状態に仕上げます。
ソースはポン酢や特製タルタルソースが合います。外はサクサク、中はジューシーな一品です。
ステーキ
刺身用のマグロをブロック状に切り、塩コショウで下味をつけます。フライパンにオリーブオイルを熱し、強火で表面をこんがり焼き、中は半生のステーキに仕上げます。
仕上げにバターを加えて香りをプラス。醤油やニンニクを効かせたステーキソースをかけて、贅沢な一皿に仕上げましょう。
よくある質問(FAQ)
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- 質問例1
- 大根のいちょう切りを教えて
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- いかのさばき方を教えて
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